2002・7月 初診 その2
3台ある診察イスの真ん中をすすめられました。
軽く口でもゆすいどこ~かと左を見ると、紙コップがない!
ボタンを押してぴゅ~と出る水を直接飲むタイプの様です。
学校にあった水飲み器みたいな物です。
いよいよT先生の登場、
残念ながらベレー帽はかぶってらっしゃいませんでした。ちぇっ!
「これはこれは遠いところから」と言われたので
ホームページの掲示板でお名前を見つけて来たことを告げました。
ひそひそ
さすがにいきなり決め手はエスプリです。とは言いませんでした。
先日、他の歯科医からもらった歯の模型を見せました。
上 下
気になるところを聞かれたので
左の八重歯、下右のほとんど横に向いて生えている親不知、その親不知が押して内側に倒れてしまっている様に思う小臼歯です。
T先生が模型を見ながら説明をしてくださいました。
左の下の歯の一本の小臼歯がねじれて生えているらしい・・・が~ん!
そして歯磨きしにくくて困っている右の内側に倒れている小臼歯は親不知が押したものではないようです。肘をつくなどの癖が原因のことが多いそうです。
まず、親不知を抜くことが必要で、お願いしようかと思っていたんですが、抜いた後の消毒などに通うのが遠方で大変(やはり切開が必要)なこともあり、とりあえずこのままにしておきましょう。ということになりました。抜歯が必要なら、抜歯だけ自宅近くの歯科医にお願いする事も出来ます。
顎を拡大装置で広げて、歯が並ぶスペースが出来たらブラケットとワイヤーを使う方法になりそうです。
問題はその、拡大装置がいくつ必要かなんですが、こればかりは私の顎次第です。
頼むぞマイあご!(名前考え中)広がってくれ!!
こうしているうちにも両隣では矯正中の患者さんが治療(処置)を受けていらっしゃいます。
右は、若いおねいさん。顎がだいぶ広がった様です。
左はちびっ子です。ちびっ子の足はもぞもぞ動いています。
そうそう、「足もちぶさた」なんやわ~。
パノラマのレントゲンを撮って、しばらく待合い室で待ちました。
さて、レントゲンが出来て、名前を呼ばれて、T先生とお話です。
歯の根が短くて矯正できないなどの問題もなさそうです。
気になっていたことを聞きます。
みかん「あの~だいたい30万円くらいが予算なんですけど・・・。」(おそるおそる)
みかんこころの悪魔先生「えっ?30万?(沈黙)う~ん、ちょっと難しいな」
T先生「30万やったら、上下、両方いけるんちゃうかな?」
みかんこころのの悪魔先生退場、
みかん「めっちゃうれしいです。」(鼻の穴全開)
みかん「ブラケットは、金属とセラミックではお値段違いますよね」
T先生「金属が6万円、セラミックは7万円です。安いでしょ?」
(お~これなら上下つけても2万円の差。セラミックにしよう。)
みかん「大人でも痛くないですか?」(大人げない質問)
みかん心の悪魔先生再登場「そりゃ~やっぱりちょっとくらいは痛いですねぇ」
T先生「痛くないですよ」
みかんこころの悪魔退場
みかん「セパレーションリング(ゴム)とかめっちゃ痛いっていうのもいらないんですか?」
T先生「顎を広げたら隙間が出来るんで、いりません」
(っく~、ますますうれしいです。)
期間は2年くらいの様です。
やっぱり、費用、抜歯、痛みのリスクは少なくてすみそうです。
そして、とどめに
T先生「今もいい顔してはるけど、歯がきれいになればもっといい顔になりますよ。」
(でた~!これも噂のエスプリか?)
T先生「遠方だし、もう今日型を取って気になっている上の歯から装置作りますか?」
みかん「はい。」
がちょょ~ん!思わず即決してしまいました。恐るべきエスプリ先生・・・
カメラで写真と歯型をとってもらいます。
口をゆすごうとボタンを押すと水が、
ぴゅっ!左目直撃です。とほほ・・・・。やっても~た・・・。
幸い誰にも気づかれていないようです。(だとおもう)
最後に「オクルーザー」という検査機器で咬む力、バランスなどを調べます。
咬合力は成人で30kg必要なのだそうですが、ショックばーん!
私は約11.5kg 1/3しかありません。
前歯はほとんど使っていない。もっとかぶりつくものを、よく咬んで食べるように言われました。
お嬢様育ちのつけがこんなところにまわって来てしまいました。(うそ)
歯列矯正日記のホームページを作る予定で、治療内容、費用などを記載していいか訪ねると、快く了解いただきました。
今日はこれで終了です。
2週間後、装置が出来たら連絡をくださるそうです。
装置の代金はそのときに支払います。
今日は保険診察2060円を支払いました。
*スタッフの女性、誰かに似ているんですが、思い出せません。う~ん。