有田みかんの 床矯正 歯列矯正日記

2002・9月 その4

■2002.9.25 虫歯治療開始

今朝も朝5時過ぎに歯の痛みで目が覚め、痛み止めのボルタレンを使いました。
お薬を使ってからきっちり8時間経つと痛くなってきますね。

Tクリニックに向かう途中ある考えがよぎります。
クリニック最寄り駅の前のB菓子店、ここに「なめらかプリン」というものがあります。
前回、ふと入ってふと買ったんですが、んまかったんです。
今日も買って帰るか?むむむむむ・・・・。

予約の15分前に到着。
装置をはずして、ケースに入れ待っていると、診察室から小さい男の子が出てきました。
お母さんが「今日はいやがれへんかったし、泣けへんかったし、偉かったな~帰りにおもちゃを買ってあげるわ、今日だけやで。」
と言っていました。
ほのぼのシーンですね。

有田さーんと名前を呼ばれ入るとT先生が登場です。
この一週間、歯が痛くて痛み止めを使っていることを告げました。
先に装置の右奥の痛くなる部分を削ってもらいます。このときに、この一週間で知らないうちに装置の前のプラスティックの薄くなっている部分を噛みきってしまっているいることを伝えました。
歯のギザギザに欠けているんです。時々そんな患者さんがいらっしゃるとのこと。
特に問題ないそうで安心です。しかし、いつの間に噛みきったのか?謎です。
ちょっと閉めときますね。と、どこかを調整していただいているようですが、残念ながら見逃しました。
ちぇっ!
(歯にかける金属でしょうか?調整後は前に比べて歯にしっかり引っかかるようになったようです。)

その後、親不知の抜歯跡の洗浄をしていただきます。
前の歯に近い部分に食べ物が詰まっていることが発覚!がちょ~ん!
歯間ブラシで食べ物を取った後、イソジンでうがいしているんですが、完全には取れていなかったのですね。

T先生「何を食べたかわかるくらい詰まってますわ

再び がちょ~ん!!!(号泣)
ひそひそ
昨日はぶりのあらと大根を炊きました。今朝はパンとベーコン。
もし、発掘された食べかすがぶりやったら・・・。こわい!こわすぎ~
自分が親不知の穴に入りたくらい恥ずかしいっす。

その後患部をカメラで撮影、モニターで見せていただきました。まだまだでっかい穴が開いています。
とほほほ・・・。でも、きれいに治ってきているようで安心です。

その後いよいよ虫歯治療です。
ぶどうのにおいの麻酔の後注射で麻酔だったんですが、これがめっちゃ痛かったです。
涙がちょちょぎれた有田みかん34歳の秋です。

麻酔が効くまでの時間ぼーっとしていると壁に動物の絵が飾ってあるのに気づきました。
ヒョウがこっちをにらんでいます。じーーーーー。私もにらみました。じーーーー。

その後は数年ぶりの歯を削る虫歯治療です。
痛みは全くないですが、あの音と、振動、歯を削る焼けるようなにおい、のどの奥にひっつく削りかすがたまらなくいやです。うへ~

T先生「はい、ゆすいでください。口半分は麻酔が効いてますからね~」

みかん ぴゅっと吐き出した水は床に!「す、すみません!水が床に飛びました。」(汗)

T先生「はいはい、いいですよ」

その後削った部分を撮影、モニターで見せていただきます。
2本同時に治療されています。よかったっす。
が、歯はもちろんよくない状態です。2本とも虫歯は進行していました。
その後
T先生「超音波で消毒(洗浄?)しておきますよ。大丈夫、根性入れんでいいからね~」

????私は、がりがり削っているときにそんなに根性が入っているように見えたんでしょうか?出来るだけリラックスするようにしていたんですが・・・・・・。
確かに麻酔のは痛かったので根性入れて我慢しました。

は!あのヒョウをにらんでいるのが目撃されたのでしょうか?
水を飛ばしたのが根性があると判断されたのでしょうか?(ないです。キッパリ)

痛みは、親不知の跡が少し化膿していたのと、その隣の歯が虫歯で過敏になっていたためのようです。
Wパンチだったのかもしれません。

化膿止め、痛み止め、胃薬と、抜歯の跡に塗る軟膏を出していただきました。
が、幸いなことに治療後は今のところ痛み止めなしでも痛みは収まっています。
もちろん、今夜からお薬は飲みます。
治療は根のなかの治療「根管治療」になるようです。思ったより虫歯は進んでいたんですね。は~

本日の支払いは3110円です。
次回来週の予約を取って帰ります。

クリニックを出て駅に向かって歩いていると、後ろから「有田さーん」との声が。

衛生士さん「有田さん、来週予約取っておられますが、ちょっと化膿していたのでもしそれまでに痛くなって我慢出来なくなったらお電話くださいねって先生の伝言です。」
わざわざ走って言いに来てくださいました。ええ人や~~(泣)

まだ麻酔が効いているのにすっかりいい気分になったので、さっきの泣けへんかった男の子のことを思い出し、自分へのごほうびにB菓子店で「なめらかプリン」を買いました。うはははは

でもちろん、麻酔が切れてから食べました。おいしかったです。


■2002.9.30 虫歯治療その2とねじ巻きの日々

前回治療後、痛みはすっかり引きました。
当日夜、Tクリニックからお電話をいただきました。痛みがなくなったことを伝えると、でも、お薬はしっかり飲んでくださいね。と言われました。はいっ。

親不知の穴に詰まる食べ物はシャワーのお湯で洗い流すのがいいと掲示板でアドバイスをいただいたので試してみました。奥なので結構大変ですが、なるほどいい感じです。
アドバイスありがとうございました。

前回の装置の調整で気になる部分エッジの立っている部分、荒削りの部分をずいぶん削っていただいたようで、以前に比べるとずいぶん顎への当たりが柔らかくなりました。
また、ちょっと浮き気味だったところも改善され、しっかり「装着している」感じがうれしいです。

1ヶ月経過したのでねじ巻きの回数を増やしていいかどうかお聞きすると、痛くなければ毎日でもどんどん巻いてください。と言われたので、先週から毎日30度づつ巻きはじめました。
これが全く痛くないんです。もちろん痛くないとは聞いていましたが・・・・・。

こうなると勝手な物で毎日巻いてるのに全然痛くないんやけど大丈夫なんやろか?
と不安になったりします。

やはり一ヶ月の内に歯槽骨が柔らかくなって歯が動きやすくなったんでしょうね。
少しずつではありますが、装置の隙間も広がり、もちろん、上顎の左右の臼歯の部分の隙間も拡がってきました。目ではっきり確かめることは出来ませんが、フロス、歯間ブラシの使用感はずいぶん変わりました。
順調にいけば1ヶ月で3mmくらいは拡大できるそうです。焦らずにぼちぼちやります。

上顎は順調なのですが、虫歯治療中の削った右下の歯が舌の横の部分に当たるんです!
口内炎のようになって痛い!!(泣)食事を充分噛むことも出来ず、大変でした。
そして、風邪を引いたようでのども痛くなってきました。
口の中はお祭り騒ぎの大騒ぎです。もう、つらいっす。

そんなこんなで迎えた9/30、2回目の虫歯治療です。
午後の予約だったので診察室はちびっ子だらけでした。

みんな矯正治療を受けておられるようです。そうそう、若いうちに歯並びをよくしておけば将来みかんさんのようにもてもてよ~ん!とこっそり教えようかと思ったんですが、
お母さんが一緒にいらしたのでやめました。(うそ)

今日は根っこの治療です。舌が歯にあたって痛いことを言ってその部分もきれいにしていただきました。治療が終わりレントゲンで確認します。

現像を待つ間、衛生士さんに以前からのお約束だった上の歯のクリーニング、歯石取りをしていただきました。
その後、上の歯はしっかり奧まで歯ブラシがあたっています。ちゃんと磨けてますよ。
と言われました。

大量の虫歯菌、親不知の抜歯、抜歯穴の中の食べかす発見、大きな虫歯発見と恥ずかしい日々だったので、「ちゃんと磨けてます。」の一言がも~うれしくってうれしくって踊り出したい気分だったのですが、他の患者さんに迷惑がかかるのでやめました。

と、横の診察台のちびっ子(矯正の患者さん)はどうやら真剣に寝ています。
がちょ~ん!なんで歯医者さんで寝られるんでしょうか?怖くないんでしょうか?
これもTクリニックのエスプリの力でしょうか?

う~ん、私ももっと修行を積んで治療中に寝てみたいものです。

1460円を支払って終了です。

来週続きがあります。がんばりまっす。