有田みかんの 床矯正 歯列矯正日記

2004・1月

■2004.1.28 神のみぞ知る・・・・そしてスキッパ(珍タイプ)


左上1番の痛みは収まってきたももの、なんか不安です。
ブラケットがまた取れるんでは?という不安で歯磨きもおそるおそるです。
ということで、一度かぶせ物(メタボン)をはずしてもらって中を診てもらうことにしました。

診察室に入ってイスに座って様子を聞かれます。
↑の事を話すと、まずレントゲン撮影。

T先生「う~ん、中で炎症が起きていると思いますわ。昔やりはった根っこの治療の後のお薬がちゃんときれいに入ってないんでね~。それと、かなり大きな土台が入っていますね。開けてみないとわかりませんが、最悪中で歯が割れているかもしれません。残せるかどうか・・・・。
神のみぞ知る
ってところです。」

みかん「やっぱりですか?もう仕方がないんで治療をお願いします。」

歯にさわると痛くて麻酔をしてもらいます。

T先生「イチゴとバナナとペパーミント、どれにしますか?」(明るく楽しそう)

みかん「じゃ~イチゴで」(実は選んでる場合じゃない心境)

麻酔が効いてくるまで待ちます。
あ~おしっこしたい・・・・。膝掛けはかけてもらってますが寒い。

それからメタボンをはずして土台が現れました。
T先生が土台を削って引っ張ってみます。

ううううっ!痛い!絶対無理!
左手で痛い合図をするどころじゃなく思わず
ガシッとT先生の手首を腕をつかんでしまいました。


その後も削っては引っ張り、削っては引っ張り・・・・・。
永遠に続くかと思われましたが、何とかはずれました。
T先生「有田さん!取れましたよ。ほら、でっかい土台ですわ。」

T先生は他の患者さんの所へ・・・しばし休憩。
一度トイレに行かせてもらいました。
待合室には患者さんがいません。まだまだ時間がかかりそうなのでちょっとほっとしました。

根っこに詰まっている薬を溶かしてその奥の治療です。
細い器具で歯の中を何度も何度もぐりぐりしていきます。

診察室に入って2時間経過。プロジェクトXなみの大変さでした。
タオルを2枚消費しました。


T先生「はい、とにかく手は尽くしました。大変でした。拡大鏡で見たところ目に見える亀裂はないようです。ガスが出てるんで2週間はそのままにしておいて下さい。仮歯は浮かせてつけますわ。歯髄炎のもっと奥、歯槽骨炎になってました。」

衛生士さんが仮歯を作って着けてくれます。

みかん「衛生士さん、仮歯にブラケットを着けてワイヤーで留めるってどうですか?」

衛生士さん「う~ん、そうも考えたんですけどね、1番と3番に留めて浮かせます。」
そうです、よく考えるとゴムでワイヤーに留めても鉄棒みたいにブラケットで歯がくるくる回転するかもしれません。(笑)さすが衛生士さんです。

というわけで、歯と歯茎の境目がスキッパになっているという珍しいスキッパになりました。
わーいわーい!(号泣)

衛生士さん「有田さん、ゴムの色決まってますか?」(明るい)
みかん「今日は透明でお願いします」(ぐったり&おしっこ行きたい)

仮歯以外の歯にワイヤーを着けて終了です。
抗生物質と痛み止めを処方されました。

やっぱりな、とがっかりともう安心っていうのととにかく疲れました。


治療費3270円と調整費2500円を支払いました。