有田みかんの 床矯正 歯列矯正日記

2003・7月 その1

2003.7.18 床装置卒業、ショーキョーサーEXデビュー!


前回の診察時、次は上顎もブレースにします。というお話でした。
4個目の装置のネジも、ほとんど巻ききってしまいました。

あちこちスキッパだらけです。特に前の1番の間、2.3番の間は激しくスキッパです。
隙間から装置の床が見えたりします。
4番の後方移動も、どんどん進み隙間が狭くなってきました。

いよいよブレースになるわけですが、悩んだのがブラケットの種類です。
下はメタルにしました。
上は目立ちにくいセラミックにしようと思っていました。
が、前回値上げのお話を聞いて、ちょっと考えてしまいました。
でも上下セラミックにしたと思えば同じ様なお値段です。
何しろ、1年間はおつきあいするわけですから、よく考えないといけません。

一応、父ちゃんに聞いてみると、

「どうせ矯正してるって解るねんからぎらぎらにせー。」

という答えが返ってきました。結局、どうでもいいってことですかね?うははは歯!

う~ん、こんな時こそ矯正シスターズのみなさんのご意見を聞くのが一番、と掲示板に書き込みました。

やっぱり目立ちにくいセラミックがいい、いやいやメタルの方がかわいい。
などといろんなご意見をいただきました。みなさん、ありがとうございました。
でも結局、答えのでないまま診察の日が来てしまいました。

当日の朝、装置を洗浄剤で洗って最後のネジ巻きを終えて出発しました。

待合室には謎のピラミッド型スイカの写真が!
丸いはずのスイカが三角なんです!不思議です。(笑)

有田さ~んと呼ばれて診察室に入ります。

T先生「ちわっ、有田さん、今日はいよいよワイヤーにさせてもらいます。ちょっと見せてくださいね。」

みかん心の声(やっぱりセラミックにしよう!)

T先生「有田さん、この前の歯3本、どうされますか?」

1番2本と左の2番はメタルボンド(かぶせている歯)です。これにブラケットがくっつくかどうかが問題でした。

みかん「はい、全部やり直します。」

T先生「はい、そ~したら表面を削らせてもらいますね。それと、ブラケットですけど、白いのにしますか?下とおんなじ金属のにしはりますか?

みかん心の声(出た!どーする?どーする?

みかん「あの~前の歯はやっぱり他の歯よりブラケットが取れる可能性が高いんですよね?セラミックとメタルとではどっちの方が取れにくいですか?」

T先生「そうですね、やっぱりメタルの方が取れにくいと思います。」

みかん「あーそうですか、んじゃ、リスクの少ないメタルでお願いします。」

そうです、スタートしてちょうど一年になります。トラブルが起こると通院が大変というのを体験してきました。見た目よりリスク回避が重要なんです。

衛生士さんに歯をきれいに磨いてもらい3個付いていたボタンをはずしてもらって、先生に前の3本の表面を削ってもらって衛生士さんにブラケットを着けてもらいます。てきぱきてきぱきとあっという間に終わりました。

形状記憶ワイヤーを着けてもらって、下のワイヤーも交換してもらいます。
下のワイヤーに付いていたコイルもはずしていよいよ舌側に倒れている右の5番を起こしていきます。

衛生士さん「上も下も強い力がかかりそうなブラケットにはゴムをばってんにかけておきました。取れにくいようにしておきましたからね。」

このばってんがけはちょっと大変そうで着けるのに時間がかかるのですが、やっぱり取れにくい(取れない)のでとても助かります。

はい~終わりました、と手鏡で見せてもらいました。ぎらぎらです。(笑)

じゃじゃじゃじゃ~ん
今日から私は ショーキョーサーEX です。どーだ!参ったか!(意味不明)

そんなことよりも口が閉じにくい!拡大で前に出てきた上顎に加えてブラケットの厚みですね。閉じると口元がもっこり気味であごに梅干しが出来ます。

みかん「わ~口が閉じにくいですね。」

T先生「そうですね、床装置で前に出てきましたからね、これからワイヤーで床矯正でいっぱい出来た隙間を利用して犬歯を引っ込めていきます。前歯が噛んでないでしょ?これもちゃんと調整していきますよ。」

ということで、本日の治療は終了です。

装置(メタルブラケット&ワイヤー)6万円と治療費720円を支払って終了です。
次回は約1月後です。

  


↑戦いを終えた装置たちです。(号泣)
本当にありがとう、さ~眠りなさ~い♪疲れ切~った♪


その日の夕食は父ちゃんが作ってくれたカレーです。
がちょーん!い、いきなりカレーはないでしょ?
ひとりじゃこをご飯に振りかけて食べました。ちょっと前歯が痛かったですがしっかり食べられます。

そして夕食後そわそわ、どきどきです。
な、なに?この不安な感じは?

食後に装置を着けていないことが不安なのです。
実は、装置をはずしてまる一日、こうやってPCに向かっている間にも装置がないと不安です。

少しずつ変わっていく歯並び、変わっていく口元、楽しいです。
自分の身体に好きなところが増えていくのは本当に楽しいし、嬉しいです。
メタルブレースも「ふんっ!どう?」って自慢できそうで気に入っています。

ひそひそ
あとは、Tクリニックにはないブラケットのカラーゴムをどうするかです。にやり


上の歯にもブレースが付いて1週間です。
床装置で一度ほとんどの歯を動かしているのでワイヤーになっても痛みがほとんどないと聞いていました。
一度拡大してから、後戻りの力をうまく利用して歯を動かしていくことも理由のようです。
もちろん、床装置で拡大、歯の移動をするのには痛みはありません。
(装置による粘膜の炎症、無理なネジ巻きなどが原因で痛みが起こることはあります。)

一般的にワイヤーの矯正では初めて装置を着けたときや、調整の時に痛くて食事が出来ない、この痛みに耐えることできれいな歯並びになっていく嬉しい痛みであり、仕方がないことのようです。

有田の場合、下の歯にブレースが付いたとき思ったより痛みがありました。
2日目.3日目は、歯を磨くときにブラシが痛かったり、食事の時、前歯で噛むことが難しかったです。
といっても、特に固い物、噛みきる物以外は何でも食べられましたし、痛みで何もできないというほどではありませんでした。

そんなわけで上の歯にブレースが付いたとき、痛いかも?(汗)とちょっとびびっていました。
やっぱり2日目は食事の時や歯磨きの時に前歯が痛みましたが、下の歯の時に比べて5割程度の痛みでした。そして3日目には痛みに関しては全く問題なしでした。痛みに敏感、痛がりの有田でこうだったんですから、やっぱり床矯正でワイヤーにした場合は痛みが少ない、もしくは全く痛くないという方もいらっしゃるかもしれません。

痛くないってすばらしい~♪ふふふ~ん 

とにかく痛がりの有田です。これは本当にありがたいです。

が、やっぱり食事の時にスキッパ&ワイヤーに食べ物が挟まる、絡まるで大変です。
歯磨きも、もちろんややこしいことになっています。歯~やれやれ。

そんな中で、今まで飛び出していた磨きにくかった左の犬歯(八重歯)の裏側がはっきりと顔を見せ、今は舌で歯の形が三角なのを確認できるようになりました。
そして歯磨きもブラシがしっかり当たります。磨けます。健康的な歯並びの方にとっては当たり前の事なんでしょうが、有田にとってはすごいことです。

って、もちろん良いことばっかりではありません。
そうです、ぎゅーぎゅーに重なっていたところ、見えなかったところが見えてくるとお待ちかね(待ってねーよ)
隠れ虫歯の登場です!うははは歯!(やけくそ)

左右の犬歯の隣の歯との接点に茶色い部分が・・・・。
着色なのか?虫歯なのか?次回の診察で診ていただきます。
とほほ・・・・