有田みかんの 床矯正 歯列矯正日記

2003・3月 その3

■2003.3.29 虫歯治療&調整

予約時間の10分前に到着、しばらく待って名前を呼ばれ、診察室に入りました。

衛生士さん「有田さん、何か変わったことありませんでしたか?」

みかん「はい、下の5番のゴムがは取れてしまいました。」

衛生士さん「前後にコイルがついていたんですよね。そしたら、後で付け直しましょうね。」

T先生が登場するまで上の装置をはずして、歯磨きをしてくださいます。

T先生「有田さん、こんにちは、調子はどうですか?痛みとか出てませんか?

モジュールが取れちゃったんですね?う~ん、なるほど、コイルが着いてるから力がかかってちょっと取れやすいかもしれませんね。虫歯のところをやった後付け直してもらいましょ。
それと、右上のボタンはもういいですわ、引っ張るのは左の4番、5番だけにしましょか?4番をしっかり引っ張りましょう。それと、左は、もう少しスペースがいるかもしれません。もう少しネジ巻いてください。」

前回、詰め物をはずして型を取って出来上がった新しい詰め物をT先生に付け直してもらい虫歯治療は終了です。

今度は衛生士さんが下のゴムを付け直してくださいます。
一度、全部のゴムをはずして、歯磨きの後、問題の5番は2人がかりで装着。

衛生士さん「今度ははずれにくいようにゴムをばってんにかけましたからね。」
その後、T先生が右上の5番についていたボタンをはずしてくださいます。

虫歯の詰め物の高さを調節、装置を入れてみますが、そう、治療した虫歯はアダムスを引っかける6番でした。装置が入りにくくなっていたので、調整してもらい終了です。

今日は矯正調整料1000円と詰め物の代金(保険外)、治療費100円を支払って終了です。
次回は約1月後です。


帰宅後、上の装置がどうもしっくりなじみません。
手で押さえるといつもかぱっと浮いている状態です。
「浮き許すまじ」の精神でやってきたショーキョ-サー有田には耐えられない状況です。
治療して形の変わってしまった6番にアダムスがちゃんと引っかかっていないのか?今までボタンを付けて引っ張っていた右の5番を引っ張るのをやめたのでバランスが崩れたのか?

う~ん、とにかく次回の予約までに今より拡大できていればいいので、少しくらい巻き戻しても問題なしでしょう。と判断して、ネジを巻き戻してみました。

左右適当に同じ回数だけ巻き戻してみます。拡大幅の半分くらい巻き戻すと装置が入りません。

にやっ。顎が拡大してるって事ですね。嬉しい発見です。

そこで今度はまたネジを巻いて拡げてみました。何となくぴったり来るようなところでストップ。
浮きもないようなので、毎日少しずつネジ巻きをしている今日この頃です。

加えて、上の左の4番5番にそれぞれ1本ずつ、計2本かけていたゴムを1本にしてアダムスと6番がよりフィットするようにしました。
1本のゴムを5番のボタンに一回巻いて4番のボタンに引っかけるというちょっとやりにくい方法ですが、なれれば何とかいけそうなのでこれでがんばります。


ネジ巻きはもういっぱいいっぱいになりました。
左4.5番の後方移動のためのボタンに掛けるゴムも2週間経過したあたりで1番小さい物を2本掛ける方法にに変えました。
その結果、左の5番.6番の隙間がかなり狭まってきました。歯間ブラシが通りにくくなってきました。

予約の日診察室はちびっ子でいっぱいです。
みんな装置をつけています。

名前を呼ばれて診察室に入ります。

T先生「有田さん、調子はどうですか?なにか変わったことないですか?」

みかん「はい、虫歯の治療の後、やっぱり装置がちゃんと入らなかったんで入るところまで巻き戻して、また拡大しました。もういっぱいですね。あと、下の右3番と4番の隙間が開いてきました。」

T先生「はい、じゃ~みせてもらいますね。開けてください、噛んでください(繰り返す)
ほんだら、今日やることを説明させてもらいますね。
まず、上の左のボタンをはずします。それからボタンを右の4番に付けて両方の4番を引っ張ります。その後、下のワイヤーを太い物に交換しますね。」

今まで床装置のアダムスクラスプ(6番にかける金具)にゴムを引っかけて右の5番と左の4.5番を後方移動していました。

    

今度は4番のみにボタンを付けて後方に移動させます。
これで3番の犬歯が入るスペースを確保します。
床装置は顎の拡大だけでなく固定源として歯の移動も出来るわけです。

 

衛生士さん(ショーキョーサー)にバトンタッチです。
左の4.5番についていたボタンのうち5番をはずして、今度は右の4番にボタンを付けます。

みかん「衛生士さん、下の歯だいぶそろってきましたか?」

衛生士さん(ショーキョーサー)「そうですね~でも、やっぱりワイヤーの方が早く並ぶみたいですね。同じ時期にワイヤーにされた患者さんの事ってやっぱり気になるんですけど、床装置よりは早いですね~」

みかん「う~ん、そうですか?でも床装置でも出来るんやったら装置の方が楽やと思いますよ。ブラケットは大変です。」

などと話しながら作業は進みます。

4番にかかっていたクラスプがあると歯が移動出来ないので装置のクラスプをばちんばちんと切断です。歯の移動のじゃまになる床の部分も削っているのでこうやって比較するとずいぶんスマートになりました。

*使用前                        *使用後
  


そして、衛生士さん(ショーキョーサー)がアダムスクラスプを締めてくれました。

衛生士さん(ショーキョーサー)「はい、有田さん、クラスプしめときました、どうですか?」

みかん「ちょっとだけきついです。」
と少しゆるめてもらうとこれがぴったりして久しぶりの安心感です。

みかん「バッチグーです。は~久しぶりにぴったりです。」
衛生士さん(ショーキョーサー)「そうですか?良かったです。やっぱり着脱を繰り返すとどうしてもゆるんで来るんですよね。」

私の場合は特にボタンを付けてゴムで引っ張っているので、どうしても装置が浮きやすくなります。
ちょっとのことでこんなに快適&安心&治療効果アップ(浮き許すまじ)につながるんですね。
衛生士さん(ショーキョーサー)気づいてくれてありがとう!です。

その後、下の歯のワイヤーちょっと太いものに交換してからT先生にチェックしていただいて終了です。

矯正(調整、ボタン)7000円と保険治療費720円を支払って、次回は約1月後です。

T先生は連休を使って学会出席のため渡米されるとのことでした。

ワイヤーが太い物になったので翌日食事の時ちょっと痛みましたがすぐに気にならなくなりました。

しかし、ブラケットに食べ物が挟まるな~ネギもからみつくな~
上もブラケットになったら大変やわ~