有田みかんの 床矯正 歯列矯正日記

2006・5月

■2006.5.16 ブレースが外れてリテイナーに


前回の日記はなんと2005年2月ですね。

え?ってことはどーいうこと?ってさぼっていたってことですね。
うはははは!

ま、長年やっていると有田を取り巻く環境も変わってくるってことで仕方がないですよね。
言い訳もうまくなってきますよね。

さて、日記の更新はさぼっていたんですが、調整にはきちんとさぼらず通っていました。

一度は透明にしたゴムも職場でなにも言われないことをいいことにカラーゴムにして楽しんでおりました。
お客さまに歯の矯正について質問されることもしばしばでした。

顎間ゴムの力でかみ合わせの調整、ショーキョーサー矯正チューブも噛みました。

なんやかんやで2006年明けには卒業したいことを先生に伝え、2月に入院、手術があったので手術後を目標に顎間ゴムの大きさを大きく、つける時間も短くなど力のかからない状態にしていき、自然な噛みあわせが安定してくるまでがんばりました。

父ちゃんにもさすがに「いつまでやってんねん」と言われ、私もいつまでかかるのかと痺れをきらしかけていたので慎重派のT先生には私から積極的に卒業させてください!とお願いしました。

ブラケットは2006年3月に1~3番を残して奥歯の方ははずし、卒業間近になってきました。

そんなこんなで4月のGW前、リテイナーの作成をお願いしました。
T先生はなくてもいけそうですよ。とおっしゃっていましたが、長い間かけて並んだ歯が後戻りするのだけは「有田こまっちゃう!」どころじゃすまないんで、最初は一日中、しばらくしたら夜寝る間だけでも着けますと宣言。
上の歯用は唇側線が透明なプラスティック製のもの、下の歯用は1~3番だけの物にしました。

仮歯のままで黄色くかっちょ悪い左右1番と左2番は、ブラケットをはずすと今までより目立ちそうです。
ですが、今ここでセラミックの歯にするよりもこのまま半年くらいたってある程度安定してから交換した方がいいと思い、仮歯のままに。
ほら、やっぱり高額なもんでやり直すわけにはいかないでしょ。

運命の(大げさ)5/16を目前にした5/10の休みの日。
なんか右の顎が痛い。腫れている?
しもぶくれ?たるみ?(さすが38歳)気のせい?
5/11仕事の日。腫れてきた!右と左の輪郭が違う!
親知らず抜歯の時を思い出す勢い。
歯や歯ぐきなど口の中は特に問題ないけど腫れているところを触ると痛い。
う~ん。ちょうどいいのかなんなのか予約を取っているのでその時に相談しようと思っているうちに腫れはおさまりました。

5/16火曜日

じゃじゃじゃじゃ~ん。今日はいよいよです。
名前を呼ばれて診察室に、スリッパを脱いで椅子に座ってエプロンを掛けてもらい、右を見ると石膏模型に付いたリテイナーが鎮座しています。

模型はこれ つまり矯正が終わった私の歯並びですね。

   

   

 

ではブラケットを外しますね。っとスタッフのおねいさんがライトを口元に当てたその時!
実は・・・と腫れた話をしました。

T先生に診ていただきレントゲン撮影。
現像の間にブラケットをぱちぱちと外していきます。

下の歯の何本かは痛かったけど特に問題なく外れました。
機械でがりがりきゅ~んっとセメントを取った後お口をゆすぐと・・・・・
おおおお~唇の内側は今までにない感覚。

鏡で見せてもらうとそこにはなんかお上品な口元が。
お冗談なことは得意なんですが、お上品なんて縁がなかったのでとまどいます。
とにかく自分の口元には間違いがない。確認しているとT先生登場。

T先生「有田さん、どうですかっ?」

みかん「はい。いや~並びましたね。」(でへへへ)

T先生「さて、腫れたところですが、下の6番の根っこの神経が腐ってますね。

みかん「がちょーん!ががががが・・・」(ショック)

T先生「レントゲンを見ると黒くなっていますね。歯をたたくと響くし、歯茎も左と比べると盛り上がっていますね。腫れは収まったみたいですが、鎮痛剤とか抗生剤とか飲みはりましたか?」

みかん「いいえ、そこまでひどい痛みとかはなかったんで、飲んでません。あああ~そうですか?急性的に炎症を起こして腫れたんでしょうね。」(しくしく)

T先生「そうですね。どうしましょ?治療しますか?」

みかん「そ、そうですね。今日今からですか?」

T先生「はい、今からでも大丈夫ですよ。」
みかん「いや、今日は心の準備ができていないので次回にお願いします。」

ったく、最後の最後まで虫歯友の会ですわ。やれやれ。
この日は心の準備もですが、歯の治療は避けた方がいい薬を飲んだところだったんで見送りました。

心が晴れないまま(苦笑)リテイナーを装着。
ばちんばちんと久しぶりの感触です。
しゃべってみると思ったほど変ではない。床装置よりは楽。
ほっ。

オレンジのリテイナーケースを選んでT先生にチェックをしていただき、写真撮影。

エプロンをはずして立ち上がり、いつもお世話になっていた衛生士のおねいさんに
「いや~長かった」です。もうすぐ40歳です。うはははは」って話しかけると
かわいい花束を持った衛生士さんが登場。



「長い間お疲れ様でした。」とのお声と拍手ともに頂きました。
いや~照れました。へへへへ。

心も晴れて診察室を出たのでした。


矯正をしようと思い立って4年。
2年くらいと思っていたのに4年くらいかかってしまいました。
この点は正直いって不満でした。残念です。
同じ時期にスタートした矯正のお仲間もみんな卒業してるし、2年で終わっていたらもうリテイナーもしなくてよくなっているかもしれません。
スタートしたら途中でやめるわけにはいかなかったし、振り返ってみれば4年は思ったほどつらくはなかったんですけどね。
費用も最初の予算をオーバーしました。
これも途中でやめるわけにはいかないのでがんばって働きました。ふんっ。(鼻息)

で、出来上がった歯並びですが、T先生がおっしゃっていたように上の歯の1.2番はかぶせてある歯なので厚みがある。
だから厚みの分、下の歯よりは出ています。
床矯正でもっとも心配される(私は心配じゃなかったですけど)口元のもっこり感ですが、矯正前よりは少しとんがった唇になったかもしれません。
でも、まったく普通です。
これは八重歯のふくらみがなくなったことが一番の理由だと思います。
もちろん口が閉じられないということなどありません。
下の歯はまだ下側に傾き加減ですが、納得しています。

リテイナー生活ですが、現在ホテル勤務の有田ですので、ショーキョーサー時代かなり難しかった電話や会話が一番心配でした。

床装置をつけているときよりはずいぶん楽ですが、やはりしゃべりにくいです。

有田「実はわたくし、今歯の治療中でして、おききぎゅるしいとおもひますが。

と、言い訳がすでにお聞き苦しい毎日です。あああ~がんばれ自分!


リテイナー生活でに忘れてならないのがケースの携帯です。
しっかり2日に1回は忘れています。4年で物忘れも激しくなりました。(歯~)
何度ティッシュに包んだでしょう。

あとはお手入れと洗浄。
一日で少し白いものがもやっと付くのでやわらかい歯ブラシで軽くこすり、定期的に洗浄剤も使っています。気になるにおいもこれで防げます。


ってことで見た目の最終仕上げは半年後に上の前歯をやり直すまでおあずけですが矯正はいったん終了です。


主治医のT先生、スタッフの皆さん、長い間お付き合いくださいまして本当にありがとうございました。スタート時はフレッシュさんらしい人もベテランさんになっていかれてたのもしくなられましたね。
(えらそーに書いてみた)
バキュームを持ちながら4年で増えた有田のしわや白髪をチェックしていたんでは?と妄想しています。後頭部の白髪は自分で見つけられないので今度CCDカメラで撮ってくださいね。
うはははは!


そして、日記にお付き合いくださった矯正シスターズ、ショーキョーサーのみなさま、ありがとうございました。

もし、時間とお金と楽しむ気持ちがあれば歯列矯正はやってみる価値ありますっ!
矯正って楽しい!
こんなにいいかげんな有田にもできたんです!


虫歯の治療は来月から再開予定です。とほほ・・・・