有田みかんの 床矯正 歯列矯正日記

2003・1月 その2

■2003.1.27 上には3個目の装置、そして・・・


前回、下の装置を調節していただき、左の結構大きな炎症の部分は落ち着きを取り戻しましたが、今度は右の一番奥の部分に炎症が出来て痛い・・・。
が、装置の着脱をそろそろ、じわじわ方式でやると大丈夫、我慢できます。
痛みも1週間くらいで収まってきました。ほっ。

上の左のネジ巻きと下の右のネジ巻きは順調に進んでいて、特に上の左はこの調子で行くと今月中にはネジを巻きる所まで行きそうなため、大阪市内まで行く用事のある日に合わせて早めに予約を取りました。
もしかして左のスペースが十分であれば、次の段階であるブレースに進めるかも?
あ~そうやったらいいのにな~、と思いつつ、3個目の装置が必要なら、1個目の装置を持っていってリメイクしてもらおうと、リタイアした装置も準備しました。

上の前歯の隙間が広がり、上顎全体が前にも出てきて、かみ合わせも変わってきたためか、食事の時、食べ物がかみ切りにくくなってきました。
ラーメンなどは噛んでも上の歯のスキッパにフロスのようにはさまる始末です。
この時期おいしい水菜もがんがん挟まります。
ここに来て、しっかり噛めない、食べにくい状況になってきました。
おいしく味わって食べたいけどどうしたらいいのか?
これが癖にならないように気を付けなければ・・・・・と思う今日この頃です。

少し前から、上の右6番に装置をはずすときに他の歯に比べて響く様な痛みが起こりはじめました。この歯に装置の針金を引っかけてあります。
もちろん昔の虫歯の治療済み、銀色の詰め物のある歯です。
ずきずき痛む虫歯のようなものではなく、じんわりした痛みです。
下の知覚過敏の歯と同じ様な痛みです。

装置を付けてみると、黒くなっている部分は装置の針金が歯に当たっている部分のようです。
隠れ虫歯だったのか、装置を付けることによって出来た虫歯なのか、とにかく診察の時に申告してみます。


1/27朝から雨です。
クリニックへは予約より5分遅れて到着しました。
今日もちびっ子&お母さんと大人の患者さんでいっぱいです。

しばらくして、有田さん~と呼ばれて診察室に入ります。

T先生「調子はどうですか?」

みかん「はい、上の装置のネジがもういっぱいいっぱいです。これ以上巻けません。
あと、また虫歯が出てきました。」

T先生「どれどれ?はは~ん、上も下もだいぶ隙間が空いてきましたね。
上の右はこれで充分です。左はう~ん、もうちょっとやね~。

みかん「あー、やっぱり足りませんか?(結構がっくり)もしかしたらいけると思ったんですけど・・・。ほんで、3つ目はリメイクしてもらおうと1つ目の装置を持ってきました。」

T先生「お!なるほど、よっしゃ、ほんだらこれで作らせてもらいますわ。で、下ですけど、どうですか?ワイヤーにいきましょか?もう、いけますよ。

みかん「え?」

T先生「有田さん、ようがんばってくれはったから、ちゃんと広がってスペース出来てます。歯を抜かんで済みましたね。良かったですね、今日、時間あったらやりましょか?」

みかん「あの~私は大丈夫ですけど、急にいいんですか?」

T先生「うちもいっぱいいっぱいですけど、遠いところ来てくれてはるし、やりましょ。」

いきなりの展開にどきどきです。心の準備も出来ていないのにみかん困っちゃう!です。
断る理由もなくもちろんお願いしました。

上の歯の型を取った後、下の歯のお掃除をしてもらいます。

衛生士さんが模型に張り付いたブラケットを持ってきてくれます。
メタルとセラミックの2種類です。メタルが6万円、セラミックが7万円。
セラミックは白くて目立ちません。1万円の差ですが、その分を今後の虫歯の治療費にまわすため(泣)下の歯はメタルでお願いしました。

衛生士さんも床矯正の治療中です。下の歯は私と同じくらいスキッパです。

みかん「お!下の歯だいぶすかすかになってきましたね~」

衛生士さん「えへへへへ~。えーっと、ほんだらブラケット付けていきますね。結構時間かかりますのでリラックスしてください。怖くないですよ。

みかん「怖くないですか?うははははは歯!寝るかもしれませんけど、大丈夫ですか?」

衛生士さん「はい、用事のあるときには起こします。1時間くらいかかります。」

いくつかの作業の後前歯から順番にブラケットを付けていきます。その後、細いワイヤーを着けていく(通していく?)のですが前歯に付いたとたん予想以上の力を感じて驚きました。
なるほど、この力で歯を動かして行くんですね。形状記憶合金パワーですね。

装置が付いた後は、歯磨きの仕方を教わりました。今までは固いものを食べるように言われていましたが固いもの禁止令が出ました。また、大きく舌側に倒れている歯についているブラケットが引っ張る力に負けて取れるかもしれないことや、歯が動いてワイヤーが真っ直ぐになってきたらワイヤーが飛び出て痛くなるので来てください。
などなどの注意事項を受けます。
そして、上の右5番にボタンを付けて後方にゴムで引っ張る事になりました。
ゴムは装置の金具に引っかけています。

そして、気になる上の6番なのですが、虫歯であることは間違いなさそうですがもう少し様子を見ましょう。ということになりました。上の装置のネジ巻きもしばらくストップです。
待合室に患者さんがいっぱい待っていて、来週には3個目の装置が出来ますので、来週また相談する事にしました。

治療費1.000円と歯ブラシ代金250円を支払って終了です。
ブレース(ブラケット&ワイヤー)の代金は用意していなかったので次回お支払いする事になりました。

さて、数時間後、夕食はグラタンです。大人のショーキョーサーなので言いつけは守ります。
前の4本が浮くような感じです。右の奧の知覚過敏の歯もじんわり浮くようですが、痛みというほどではありません。食事も、今までより食べにくかったですが、ちゃんと食べられました。
歯磨きも慣れれば何とか出来そうです。