2002・9月 その3
■2002.9.13 抜歯後の洗浄、消毒、抜糸などの処置
(注)今回はちょっと気持ちが悪い内容です。
前回、抜歯後の穴にお薬をしみこませたガーゼ(脱脂綿?)を入れていただきました。
その夜から口の中が粘つき、上顎の装置をはずすと、なにやら黄色い物がべったり付いています。
鏡で口の中を見ると抜歯したあたりから黄色い物が納豆のように糸を引いています。
その黄色い物は見た目は「膿」のようです。
処置をしていただいたその日の事だし、痛みや熱なども全くなかったんですが・・・。
がちょ~ん!!はっ!もしや化膿して膿が出てるのかも?
確認方法はやっぱり
くんくん
お薬のにおいだけです。う~ん、膿なのか?膿だったらひどいにおいだと思うけど・・・
薬がガーゼからしみ出してるだけやろか?
次の朝、Tクリニックに電話で確認するとやはりお薬だとのこと。膿じゃなく一安心です。
うがいをしてもいいと言われたのでうがいをしました。何かあったらまたどうぞお電話くださいね。
とおっしゃっていただきありがたかったです。その後ねばねばは徐々に少なくなって来ました。ほっ。
9/13
Tクリニックは今日も大人ばかりでしーんとしています。
この待合室に座るとなぜかものすごく眠くなってきて、横になりたくなります。なぜなんだ?!
有田さ~んと呼ばれて診察室に入ります。
抜歯のあとの穴に詰めてあるガーゼを取っていただき、カメラで撮影、モニターで確認するとなるほど大きな穴がぽっかりあいています。
食べ物が入ると思います。洗い流してください。親不知の隣の歯が虫歯で過敏になっているのでお薬を塗っていただき、残っていた糸を抜糸していただきました。
その後気になっていたことを確認します。
前の日にフロスや歯間ブラシで掃除していたんですが、なんか他の歯の隙間と比べて異様にすかすかで鏡で見ると茶色っぽく見えます。すかすかなのは順調に隙間が出来たからの結果なのか?
茶色く見えるのは影なのか?虫歯はもうこりごりですが、手遅れにならないうちにちゃんと聞いて
おいたほうが安心です。
みかん「あの~、上の右の5番の歯と隣の歯の間がすかすかでもしかしたら虫歯かもしれへんって気になるんですけど・・・」
T先生「ん?なんか変な感じですか?」と見ていただくと
T先生「大丈夫ですよ」
みかん「よかった~(泣)なんか隣の歯との間がごっそり抜けている感じで、もしかしたらここも虫歯かな?と思って歯が動いてくると隠れていた虫歯が出てくるって聞くもんで」
T先生「そうやね、まー隠れていた虫歯が見つかったらその時にまた治療すれば、ねっ。」
うううう~、その一言が救いです。そうや!と気持ちがちょっと楽になりました。
もちろん虫歯になったのは自分自身の歯の管理不足でもありますが、歯医者さんに虫歯を指摘されると歯医者さんにはそのようなつもりはなくても虫歯になったことを怒られているような気持ちになります。
これで今日は終了です。
140円を支払って、次回から下の歯の虫歯治療をお願いしました。
治療が必要な歯は2本、もしくは3本です。一度に何本出来るんでしょう?
出来たら通院回数を減らすためいっぺんにお願いしたい気持ちです。次回相談します。
帰りに電車の中で口のなかの穴を見ました。ひ~~~~吸い込まれそうです。
ご飯粒どころじゃない、おじゃる丸のデンボ(ほたる)のおぎりなら入りそうな大きさです。
明日9/15から頭蓋仙骨療法のトレーニングです。8日間びっちり勉強してきます。
■2002.9.23 どっひゃー!!装置が合わない!虫歯?が痛い!
親不知抜歯後の大きな穴には何でも入ります。4次元ポケットなみです。
「有田家の裏技・爪楊枝はご飯粒が割れます。歯間ブラシで引っかけると穴の奥に押し込むことなくきれいに取れます。」
9/15から8日間、クラニオセイクラル(頭蓋仙骨療法)のトレーニングに参加しました。
今回は、ワークを受けるクライアントとの会話練習が中心だったので身体に触れる時間は少なかったのですが、最初のセッションを受けたときからから上顎骨が動くのを感じていました。
初日、2日目と特に変わりなかったのですが3日目あたりから右上の大臼歯のあたりが痛くて我慢できなくなってきました。装置をはずして確認するととプラスティックの顎にふれる面が左の同じ部分に比べて荒削りなのです。
エッジがしっかり付いています。小さな突起もありました。この部分が痛いようです。
仕方なくねじを巻き戻しました。すると嘘のように痛みが消えました。が、ほっとするのもつかの間、今度はのどに近い部分装置の端の部分全体が痛くなり、どうにも我慢できず装置をはずしました。
それでも、休憩時間や寝るときには出来るだけつけるようにしました。
いつもは、装置をつけた直後は少し違和感があっても、しっくりなじんでくるのに、逆に時間が経つにつれて装置の違和感や堅さを感じます。
これから一体どうなるんだ!!!がちょ~ん! ま、まさか装置がつけられなくなるのでは?
休憩時間にルームメイトに下顎骨、顎関節、小脳天幕のワークをしてもらいました。
するとしばらくすると、蝶形骨や目のまわり、前頭骨の部分が重く、ちょっと痛くなり目が開けていられなくなりました。頭蓋全体で何か調整が起こっているのは間違いなさそうです。
目を閉じる事が出来る時間だったのでしばらく目を閉じていると、徐々に痛みは収まって1時間ほどですっきりさわやかになりました。
が、今度は装置をつけると前歯の部分が痛くなり、ねじを巻き戻しました。
これで何とかいけそうですが、チャンスとばかりに外側翼突筋、上顎骨、鋤骨、口蓋骨のワークもしてもらいました。上顎の装置はその後、なんとかつけられるようになってきましたがなんと今度は右下の臼歯のあたりが痛みます。親不知を抜いたため何か変化が起こったのかなんなのかとにかく痛みます。最初は親不知の抜歯のあとが痛いのだと思っていましたが、どうやら先日発見された大きな虫歯の痛みの様です。朝方痛みで目が覚めることもしばしばです。
ううううう~とにかく痛くて授業に集中出来ないので、鎮痛剤を持っていたクラスメイトに分けてもらい結局最後まで飲みました。ありがとう!クラスメイト!です。
先生はヨーロッパの人なので、顎を拡げる歯列矯正のことはご存じでした。
彼女が言っていたことは、たとえそれが必要なことであっても、口の中に装置を入れることは身体のシステム全体に大きな影響を及ぼすということでした。
はらはらどきどきの8日間でしたが、最終日までにはうまく身体のシステムが調整出来たのか、トレーニングに参加する前のように全く痛みもなく、帰宅後に装置のねじを巻いても全く問題なしでした。
私たちの身体はちゃんと自分でプロセスをへて自己調整をしてくれるものだと実感しました。
水曜日にTクリニックの予約です。装置の荒削りの部分の調整と虫歯の治療をお願いする予定です。