２００３・７月 その２
■２００３．８．２７ アイデアルアーチ
前回、上の歯にもブラケットとワイヤーが付きました。
苦労しているのは歯磨きに時間がかかるのと食事の時、食べかすがいっぱい挟まることです。
特に、上唇の裏っかわに食べ物が入るとブラケットが棚の役目をして、食べ物が引っかかります。
それを取るのは舌で上の歯をぐわ～んとなぞるような動きをするか、うがいをする、思い切って人差し指を突っ込むしかないようです。舌で取るのはかなり難しいです。
うがいはぶくぶくっと激しくやらないと効果がありません。
指を突っ込むのはさすがの有田にもできません。
見て見ぬ振りを決め込むしかないんでしょうか？
今後の課題です。（おおげさ）
歯磨きは、大きな発見がありました。
私は治療済みの歯が多いため、フロスはひっかかりにくいワックス付きの物を愛用しています。
下の歯は、ブラケットが比較的下の方に付いているので特に問題なく使えていましたが、上の歯にフロスを通すとき、最初はフロス通しを使っていました。
なかなか大変だったんですが、ふと思い立ちフロスを直接ワイヤーをくぐらせてみました。
ワックス付きなので結構コシがあって、フロス通しなしでも十分使えました。
あ～よかったよかった。
上の歯はわずか１ヶ月で出っ張っていた左の犬歯がかなり並んできました。
ほとんど八重歯ハウスの状態です。
そのため、ワイヤーがのびてきて気になります。ワイヤーの先を曲げてもらっているので大丈夫ですが、真っ直ぐだったら痛かったと思います。
下の歯は特に目立った動きはありません。
調整日、
夏休み、待合室はちびっ子でいっぱいです。
唇側線＆前歯一本だけ、といったシュールな口元は何度見てもほほえましいです。
名前を呼ばれイスに座ってごあいさつです。
衛生士さん「有田さん、特におかわりないですか？」
みかん「はい、そうですね、特にありません。ワイヤーがのびてきて気になります。
あと、今日は下の歯の歯石取りをお願いしたいんですが・・・。」
衛生士さん「はい、解りました。（歯をチェックしながら）あ～ワイヤーのびてますね。切りますね。」
ゴムの交換をしてもらってワイヤーを切ってもらいます。
みかん「あの～カラーゴムってないんですか？」
衛生士さん「カラーゴムですか？あるんですけど、ここにはないですねー」
みかん「？」（一体どういう意味なんだろう？とにかく今回はだめだ・・・しおしお・・・）
その後、歯石を取ってもらいました。気になっていた着色もきれいにしてもらいました。
Ｔ先生登場です。
Ｔ先生「ちわっ、有田さん」
みかん「先生、いろいろありがとうございました。リンゴ先生にもちょっといろいろお世話になって・・・・もごもご・・・」
といったご挨拶の後、口を閉じたり開いたりでチェックしていただきます。
Ｔ先生「有田さん、どうですか？何か気になってることありますか？」
みかん「そうですね、右側が開咬気味でしょ？あとは親不知を抜いたり、知覚過敏になったりで、左で噛む癖がついてしまって、右で噛みにくいです。」
Ｔ先生「今は、噛みにくいと思いますわ。ま～無理せんといてください。今は、一本一本の歯をばらばらに動かしています。寝ていた下の５番を起こしたり、上の４番を引っ込めたり。
いわゆるアイデアルアーチ、理想的な形に並べてます。そやから奥歯でしか噛めてないと思います。かみ合わせがぜんぜん出来てない状態ですわ。」
みかん「はい、それはもうプロセスの中で起こってくることですから、一時的にいろんな事が起こってもぜんっぜん心配してませんよ。最終的にちゃんとなればそれでぜーんぜん問題ありません。」
Ｔ先生「はい、心配せんといてくださいね。歯が並んだら、その次は上と下の歯のバランスです。
今、アングルの２級気味なんで、顎間ゴムを使って下の歯を前に、上の歯を引っ込めていきます。」
みかん「え～顎間ゴムですか？」（がちょーん！メタルにゴム、インパクトありすぎです。）
Ｔ先生「ワイヤーのアイデアルアーチはあくまでも一般的なアイデアルアーチです。
有田さんにとっての理想的な歯並びかどうか解りません。ちょっとだけ歯並びが変わっても有田さんがしっかり噛めて安定したかみ合わせになったほうが本当のアイデアルアーチやと思うんですわ。それを見つけていくんがこれからの治療です。そやから今までみたいに目にはっきり見える派手な動きっていうのは少なくなっていきます。」
みかん「はい、解りました。」（ちょっと寂しい）
Ｔ先生「上の歯、だいぶ早く動きましたね。骨粗鬆症に気を付けてくださいよ。」
がーん！ま～ショーキョーサーEXになってからは「骨粗鬆症」もすらすら言えるけどね。
おほほほほ。
調整料３０００円、治療費７２０円を支払って終了です。
今日、歯磨きの後、何気なく８／３０前歯の裏側を見てみると、左１番、セラミックの歯に一本の亀裂が！う～ん、どうしよ～（汗）