2002・8月 その4
■2002.8.26 1回目の調整日
8/25は月曜日だったので朝、おそるおそるネジを巻きました。
いつものように臼歯の部分が気になり、しばらくすると床の部分のみが感じられます。
痛みはありませんでした。ほっ。今週はばっちぐ~です。
午前中、人と会う約束があったので、昼食は外食、その後ビルのトイレで歯を磨きました。
診察時間ぎりぎりに滑り込み、診察券を忘れていることに気づきました。(汗)
偶然、私の後に来たちびっ子達も話も忘れていて、一安心。(安心するなって)
診察を待っている間に前回撮影の写真をいただきました。ありがとうございます。
以下、会話の順番などは正確ではないかもしれません。
「有田さんどうぞ~」
診察イスに座ってやっぱりスリッパは脱ぎました。衛生士さん登場です。
衛生士さん「歯並びを良くすることも大切ですが、装置を入れているとばい菌が繁殖しやすく、歯周病にもなりやすいので、来院されるたびにしっかりきれいにしていきましょう。歯磨きがしにくい所はありますか?」
みかん「右下の斜めに生えている親不知です。」
衛生さんがなにやら細長い機械(カメラ)を口の中にいれて親不知部分に近づけます。
目の前の小さなモニターに映し出された物は↓親不知のアップです。
前の歯の銀の詰め物の部分がまぶしいほど光っています。
そして親不知との隙間はなにやらややこしく親不知は虫歯になっていました。
衛生士さん「ここはブラシも届きにくいし磨きにくいでしょうね、虫歯にもなってしまっているし、この隙間に汚れがたまって前の歯も虫歯ににならないようにしないといけませんね。では、お口の中にばい菌がどれくらいいるか見てみましょう。」
歯の隙間に器具を入れて歯垢らしき物を採取、顕微鏡に映し出された物は・・・
がちょ~ん!元気いっぱいのばい菌達です。恥ずかしい、恥ずかしすぎます。
衛生士さん「いっぱいいてますね~、元気ですね~がんばってもっと少なくしていきましょう。ばい菌の元気もなくなっていくようにしましょう。」
その後、親不知の部分を磨くのに便利そうなブラシの部分が小さい歯ブラシを持ってきて下さり、鏡を見ながら磨いていきます。
なるほどこれならきちんと磨けます。これは便利です。
衛生士さん「なんか出てきましたよ」
がちょ~ん!ほうれん草か何かお昼の食べかすです。
ばい菌&食べかす、Wパンチ恥ずかしくて完全にリングに沈みました。
次に、歯と歯茎の間の溝の深さで歯周病のすすみ具合を検査します。
やはり親不知の部分が極端に悪くなっています。
検査の結果や歯周病の絵本、資料、模型を見ながら説明して下さいます。
衛生士さん「初期と中期の間ぐらいですね。これ以上悪くならないように、今の状態をもう少し良くしていけるように、来られるたびに少しずつきれいにしていきましょ。
今日は下の歯の見える部分だけきれいにします。後は歯と歯茎の間の深い部分もきれいにしていきます。今だけじゃなくて20年後のことを考えてお手入れしましょうね。」
みかん「はい、お願いします。」
歯石などの汚れを機械できゅーん!がりがりっと取っていただきました。
T先生「ほんまはこういった事をメインにやらせてもらってるんやけど、有田さんも矯正の他に今回からやらせてもらいます。」
2年3年と定期的に通院する予定なので、歯の健康状態もじっくり見ていただけそうです。
T先生「今日、午前中鈴木先生と電話で話しました。HP、なかなかおもしろいってゆうてはりましたわ~何か聞きたいこと、気になることありますか?」
みかん(モニターを指さしながら)「この親不知ですけど、これ磨きにくいし、虫歯になっているし、歯茎も腫れやすいし結構ストレスなんです。やっぱり抜いていただけますか?」
T先生「どうしましょ?まっすぐに生えることはないと思いますわ。
僕で良かったらさせてもらいましょか?」
みかん「お願いします。」
自宅の近くの歯科医院で抜歯をお願いすることも検討していましたが、最初の診察でT先生が「普通は時間かかるけど僕やったら短い時間できれいにさせてもらいますよ。」
とおっしゃっていたことと、インプラントの手術もされていること、何より信頼できることで、お願いすることしました。
矯正するために必要な抜歯ではありませんが、下に装置をつける前に抜歯しておいた方が自分自身すっきりします。
抜歯後のトラブルを少なくするために前日からお薬を飲むように処方して下さいました。
9/4の午前中に予約を取りました。父ちゃんが1週間の出張中なので、ちょうど良さそうです。
今日はこれで終了です。治療費2610円を支払います。
年輩の女性が次の患者さんです。
T先生が診察室のドアーを開けて押さえたまま患者さんを待っておられます。こういうのっていいですよね~
でも「剥離して、抜歯します。」の剥離という言葉が頭の中をぐるぐる回ります。
■2002.8.27 とほほ・・・・
昨日あたりから、かみ合わせが変わってきたのか装置の床が左の下の犬歯だけが当たって咬みにくかった部分も、きちんと前歯全体で咬めるようになりました。
装置をつけていても、違和感がなくすごくいい感じです。
が、今朝、朝食を取る前に装置をはずすと上顎がぴりっとします。
????
舌でさわると痛い。鏡で見てみると2カ所ほど赤くなってぷくっとなっています。
装置の床がが当たって炎症を起こしているようです。
とほほほ・・・昨日やったら装置の調整をしてもらえたのに!
熱いお茶はちょっとしみますが大丈夫です。
食事の後装置をつけましたが、痛みもありません。
これなら大丈夫かな?
幸いというかなんというか来週抜歯のための予約があります。
そのときに見ていただくことにしました。
もちろんそれまで我慢が出来なければ、見ていただくことにします。
臼歯の隙間がますます拡がってきたので薬局でサイズの大きい歯間ブラシと装置のお手入れ用に「金属にやさしい部分用入れ歯洗浄剤」を買ってきました。